彫金の工具 -金鎚-
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金属加工をする者にとって無くてはならない存在の工具、「金鎚」。
様々なタイプのものがあるけれど、その中で一般家庭にはまずないであろうタイプのものをピックアップ。

左側の細長いものは「芋鎚-いもづち」と呼ばれ、叩く面が丸い形をしていて、ピカピカに磨かれている。
大きさを違えた両面を対象物によって使い分けながら、直接地金を叩いて変形させたり、線材をかしめたり、鎚目のテクスチャーを付けたりと出番が比較的多い金鎚。
叩く面にキズがあると、そのキズの形がそのまま地金に転写されてしまうので、必ずピカピカにしておく。
逆にキズ(と言うか模様)を沢山付けておいて、独特のテクスチャーを付ける「荒し鎚」というのもある。

右側の小振りなものは「おたふく」と呼ばれるもので、こいつが一番良く使う。
大きいものは地金を叩いて伸ばしたりもするが、どちらかと言えば、地金に彫りを入れたり石留めをする際に、鏨(たがね)を叩くために使われるのがメインで、結構微妙な力加減を必要とされる場面で使うことが多い。
その為、手に持ったときのバランスが重要で、金鎚部分の重さに対してちょうど良い柄の長さ・太さ・形など、使いやすいように自分で作って組み立てる。

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上の写真は大小様々な「おたふく」。
一番左の小さなもので、金鎚部分の長さは30mm、面の直径は13mm
左から三番目のものが、一番良く使う大きさで、長さ35mm、直径15mm

まあ、こんな道具を使いながら、美しいジュエリーを作っております。
ジュエリーの写真より地味~になりがちですが、道具ってなかなか格好良かったりもするのでたまにはこんな内容も良いかなと。
他の工具達もこれからちょっとずつ紹介しますね。
by zorroshop | 2011-01-20 18:47 | ZORRO裏話
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