カテゴリ:antique( 47 )
Scottish Brooch -Anchor-
雨の中歩いてきて服が濡れ、不快指数200%な気分で記事を書いてます。
中途半端に濡れるから気持ち悪い。
いっそ傘も差さずにずぶ濡れになった方が気持ちいい位ですが、遊んでいるわけではないので、今は無理。
そういう事は休みの日にしましょう。 はい。

で、何となく水が関連してるものをと思って、錨(いかり)をモチーフにした、スコティッシュのアンティークブローチを今日はご紹介。

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SV/Agate

スコティッシュジュエリーはスコットランドの伝統的な装身具で、スコットランド各地で産出される様々な色のメノウが主に使われています。
スコットランド独特の織物であるタータンチェックに合わせて作られたため、その配色には相通じるところがあるとか。

今回のブローチは水に関連して落ち着いた配色。 ブルーグレーな縞メノウが使われています。
港町グラスゴーのシンボルが「錨」なんですが、このブローチがそこで作られたかは残念ながら不明。
これからの季節、厚手のコートやニットなんかに似合うアイテムです。

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海や船が大好きな方はもちろんですが、船を動かないようにするという錨の役割から、「行動が落ち着かずその事でいつも失敗ばかり・・・」と言う方にも、おまじないとしてお勧めです!
by zorroshop | 2009-10-26 17:35 | antique
1880's Opal Brooch
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K15YG/Opal/Diamond/1880年


10月の誕生石「オパール」を使ったアンティークのブローチ。
1880年に作られたものなので、丁度ヴィクトリア時代中期と呼ばれる頃です。
イギリスで見つけてきました。

花の形を配したデザインで、メインの花にはオパールとダイヤが使われています。

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ボックス型に作られた土台の上に、ゴールドの玉や板、より線を使った細かい細工が施されていて、鋳型からではなく、一つずつ地金から作られた事が見てとれます。
我々作り手からすると、こういう平らな所にパーツをロー付けする(くっつける事です)のは少々注意が必要。
パーツの間に置いたロー(極小の金の破片)を火で溶かす事で、それぞれのパーツをくっつけていくんですが、火を当てすぎるとパーツ自体を溶かしちゃうし、ローが多すぎるとはみ出してしまい、後で綺麗に仕上げるのが大変だし・・・・適切な量のローを見抜くことやバーナーの炎の当て方が大事なんです。
技法書をよんでも殆ど参考にならない、長年の経験によって培われる「勘」が頼りの世界・・・・

このブローチはその辺を綺麗に作ってあります。
さすが~、なかなかやりますねヴィクトリア時代の職人さん!
もちろんZORROだってやりますよ~!
by zorroshop | 2009-10-01 16:26 | antique
Antique Enamel Brooch
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Brooch & Pendant
K15YG/Pearl/Enamel
26×26mm


渋く可愛く格好良く、そしてとっても綺麗なアンティークのブローチです。
今だと「シブカワカッコキレイ☆」とでも言うのでしょうか?(言わないですね、きっと・・・)
そんないろんな雰囲気を欲張りにも持ち合わせたこのブローチ。
イギリスにて一目惚れしちゃったアイテムです。

細かな細工を施したゴールドに、優しいパールとちょっぴりエナメル。
可愛らしい色と模様でエナメルが入っているにもかかわらず・・・たまらなく渋い。
長い年月を経て、落ち着いた色合いになったゴールドがこの渋さを一層醸し出してます。

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少し横から見てみると、適度なふくらみを持たせ立体的に・・・綺麗な作りです。
しかもどこも損傷が無く、今の今まで良くぞご無事で!というくらい状態がイイんです。

ブローチとペンダント兼用になってます。

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あぁ、やっぱ素敵です・・・

by zorroshop | 2009-09-16 23:09 | antique
Stone Cameo Brooch
久しぶりにカメオです。
今回のカメオは、アンティークのストーンカメオ。
オニキスやカルセドニーと呼ばれる堅い縞メノウ系の石を削って作られる芸術品です。

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K18YG/Stone Cameo(Chalcedony)/Pearl/France/年代不詳


このカメオブローチ、裏側にちょっとした工夫が施されているんです。
ひっくり返してみると・・・

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なにやら隠れた仕組みがありそうな気配・・・

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御覧の通り、真中の縦棒を引き抜くとブローチパーツが付いている裏板全体が取れる仕組みに。
取り外してどうするのかというと、ここへ今度はペンダントパーツが付いている裏板を取り付けたりして、違う楽しみ方ができるようになっているんです。

ブローチパーツは固定で、ペンダントパーツが折りたたみ式になっているものをよく見かけますが、ペンダントとして使うときにブローチパーツがけっこう邪魔になったりします。下手をすると洋服の生地を傷めちゃったり・・・
かつてのお姫様 (・・・だったのかな?) が取替えできるように職人さんに注文したのでしょうか。

残念ながら今回のブローチにはオリジナルの取替えパーツは付いていないんですが、そこはZORROです。ご希望があれば、オリジナルのデザインを基にして新たにお作り致します!
by zorroshop | 2009-08-20 19:44 | antique
アンティーク・サファイアリング
早くZORROに行きたくてウズウズしていた皆様、お待たせしました!
ZORROの夏休みも今日まで。 いよいよ明日18日(火)から営業を再開いたします。
皆さんどうぞまた遊びにいらしてください!
今日は久しぶりにスタッフ全員集合で、仕事モードに向けてリハビリしてます!

そんな訳で今回は、皆様お待ちかねのジュエリーのご紹介です。
ブログでジュエリーを紹介するのもなんだか久々なので、リハビリも兼ねて今回はちょっと寸劇風になっております。


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「さあ、好きなものを選びなさい。どれがいいんだい?」

「私この指輪がいいわ~♪ 前からこういうの探していたの。綺麗なブルーね~♪」

「これはアンティークの指輪だね。実にいい作りだ。この青い宝石はサファイアだな」

「ゴールドの細工も綺麗だし・・・あら、ダイヤまで入ってる!素敵~♪」

「作られた年代はエドワーディアン時代だが、ヴィクトリア時代のデザインが入っているな」

「やたらにでっぱっていないから着けやすそうだわ。サイズもぴったり♪」

「チェスターで作られたのか。あそこは中世の町並みがいまだに残っているんだよ」

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K18YG/Sapphire/Diamond
1906年 England

「決めた!私これにするわ♪」

「よし、じゃあ買ってきなさい。僕は外で待ってるから」

「えっ・・?買ってくれるんじゃないの? なによウンチクばっかり言ってさ!」


・・・・・・ちゃんちゃん。
ベタなネタで失礼しました。
次回も美しいジュエリーをご紹介しますので、お楽しみに!
by zorroshop | 2009-08-17 18:50 | antique
ジェットのピアス
フランスで探してきた「ジェット」のピアス。
「ジェット」とは、流木が化石化したもので、古代より装飾品や魔除けなどのお守りとして使われてきました。

今回ご紹介するピアスはジェットのジュエリーとしては極めてシンプルなデザイン。
普段さりげなく着けていただけます。

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K18YG/Jet/France


1861年、イギリスのアルバート公が亡くなりヴィクトリア女王が夫への愛と敬意を表すため、長く深い喪に服すのを決意したのがきっかけとなり広まった、モーニングジュエリー。
その中で大流行したのがジェットで作られたジュエリーです。

その後1887年、アルバート公没後25年の記念祭を機会にヴィクトリア女王が喪の規制を緩和したのがきっかけで、モーニングジュエリーの人気は衰えていきましたが、その作りの素晴らしさから再評価され、現在に至っています。



いい細工が施されたジェットのアンティークジュエリーは少なくなりつつあります。
前回イギリスへ訪れた際にもあまりいいものはなく、ZORROにもこのピアスの他にもう2点のピアスとブローチ、ブレスがそれぞれ1点づつのみとなってしまいました。

ただ、素材としてのジェットは結構あるので、それに彫刻を施して新たに色々作ってみるのも面白いです。
石と違って、柔らかい光沢と軽さが魅力的なジェット。
オリジナルで何か作ってみませんか?
by zorroshop | 2009-07-28 20:43 | antique
ヘアージュエリー
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K9/Garnet/hair/19世紀


アンティークのペンダント兼ブローチ。
ガーネットの赤い色味がとても綺麗で、ゴールドの細かな爪や彫刻が雰囲気を出してます。

このアイテム、真中の四角い所が気になりますよね。
実はこれ、センチメンタルジュエリーとかモーニングジュエリーと呼ばれるもので、綺麗に編まれた髪の毛が納められています。

ヴィクトリア女王の影響から、故人だけでなく、家族や恋人が離ればなれになった時などにも身に着けられるようにとヘアージュエリーが流行した、19世紀英国。
故人を偲ぶというよりは、恋人同士や家族が愛情の証しとして身につけたようです。

今回、黒いオニキスのネックレスを合わせてみました。
とてもシックで大人の雰囲気です。
by zorroshop | 2009-07-14 21:11 | antique
秘密が一杯
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見かけはただのボール型ペンダント。
普段は誰も目にとめない・・・

でも、ある時これが姿を変え、そこからもの凄いパワーが!・・・・・・出るかどうかは分かりませんが、出るんじゃないかと思わせてくれるもの。

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Left : K14/SV
Right : K9YG/WG


19世紀末~20世紀初頭にフリーメイソンの会員が所有していたというマジックボールのペンダント。
球体を開くとクロスのような形状になり、フリーメイソンに関連する様々なモチーフ(コンパス、定規、ピラミッド、すべてを見通す目、ダビデなど)が彫られています。

ちなみにフリーメイソンはかつて石工職人のギルドだったそうで、
『会員同士の親睦を目的とした友愛団体。イギリスで発生し世界中に派生した男性の入社的秘密結社(「非公開団体」といっている)である。』 (by wikipedia) とあります。

映画などの影響から、なにかもの凄~く恐ろしい秘密でもあるのかと思っていたんですが、意外とそうでもないらしく・・・米国では「石を投げればフリーメイソンにあたる」と言われるくらい会員が沢山いるそうです。

でも「秘密結社」っていう響きが、怪しいにおいプンプンで、ちょっと覗きたくなるような・・・
知られざる凄い何かがやっぱりある気がするのですが・・・あって欲しいだけなのかな。

ダヴィンチ・コードなどでも、さりげなく出てくる「フリーメイソン」
会員なのにまだ持っていないという方は是非!
会員じゃない方も特別にご購入いただけます!
by zorroshop | 2009-07-07 19:11 | antique
優雅に・・・
今も昔も暑い時は暑いもの・・・
今回ご紹介するのは、アンティークの扇子です。
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1850年~1870年

バタバタあおぐと壊れてしまいそうな(『そうな』ではなく、多分壊れます・・・)繊細な作り。
ここはひとつ、優雅にいきましょう。
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丁寧に縫いつけられたスパンコール

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動物の骨、もしくは角と思われる骨の部分には柄が彫られていて、所々透かしに・・・
飾りの付いた要でまとめられています。
透け感のある布で作られた扇面には金色のスパンコールが輝き、乙女心がくすぐられます。

扇子は日本で発明されたもの。
その後中国を経てヨーロッパにも伝わり、それぞれの国で独自の発展をしてきました。
暑い時のためだけではなく、上流階級の女性のコミュニケーション道具として大流行したとか・・・

和風な扇子も素敵ですが、こういうのもいいですよね。
飾っておいても素敵です。
by zorroshop | 2009-06-29 20:47 | antique
SV Enamel Watch
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SV/Pearl/Enamel/1900年


女性心がくすぐられる、パールをあしらった懐中時計。
時計側はわりとシンプルで、SVとパールの優しい雰囲気ですが、裏面がとても綺麗なエナメル装飾に・・・

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SVの土台に彫刻された細かな模様が鮮やかなブルーエナメルの中に浮き上がっていて、その上に金色の模様がのせられています。

一緒に写っている1ポンド硬貨が日本の100円玉と同じ大きさ。時計自体はとても小振りなサイズです。
手巻き式でもちろん作動しますが、ゆとりある行動が必要とされる時を表示します。(少し遅れるという事ですが、それもまた愛着がわきます!)

懐中時計は普段なかなか持ち歩けないという方でも、小振りなのでペンダントにしたり、蓋の無いオープンタイプなのでこのまま部屋に飾ってインテリアのアクセントにされても素敵です。
by zorroshop | 2009-06-17 16:19 | antique



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本日いただいた加工注文の出来上がり予定日は、
8月末頃となります。

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前
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Tokyo,Japan

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